前話のAが払った罰金は200バーツだった。
(立ち小便)
その前のHTさんは2000バーツ払わされた。
(タバコのポイ捨て)
では、立ちんぼが払う罰金はいくらだろうか?
タイに初めて来た友達によく質問される事なのだが、
皆さん、いくらか知っていますか?
答えは・・・「決まっていない」なんですね〜。
罰金の額は、その地域により罰金の額も変動するのだ。
チャイナタウンで捕まるとだいたい300バーツ。
ルンピニ公園で捕まると通常は500バーツ。
テーメーの近くで捕まると1000バーツ。
つまり、その場所の1回分の相場とほぼ同じなのだ。
よくチャイナタウンの女は領収書を持っていたが、
みな決まって300バーツだった。
台北ホテルのまわりにいい客がいない時には
ルンピニ公園に行く女もけっこう多い。
で、ルンピニで捕まって、罰金の高さに懲りて
台北の周辺に戻ってくると、
「ルンピニで捕まったら罰金が高いから
チャイナタウンで立ちんぼする方がマシだ。
台北のまわりなら疲れても座る所もあるし、
食べる所もいっぱいあって困らないしね・・・」
と言う。
ちなみにタバコなどのポイ捨ての罰金は
法律で2000バーツと決まっているが、
ほとんどの警察官はその罰金を自分のフトコロに入れようとするので、だいたい値切れる。
俺自身はポイ捨てで捕まったことはないが、
一緒に居た奴が捕まったことはよくある。
いつも200バーツくらいで勘弁してもらっている。
警察官が給料日前か、とか、その時の機嫌や、
警察のノルマによることもあるようだ。
うまく払わずに済むパターンで一番よく聞くのは、
「お前の言っていることはわからない。
ツーリストポリスを呼んでくれ!」
と警察官に対して言うことらしい。
するとわりとあっさり無罪放免になるらしいけど・・・。
でも・・・
それですんなり引き下がるポリスマンって、
俺が思うに、ニセ警官じゃないかと思うんだけど・・・。
一応、法律かバンコク市条令で決まっている事だし、
アチコチに
「罰金2000バーツ」
って看板がぶら下がっているんだからね〜。