バンコク駐在員日記

駐在員を辞めてからは
沈没時代に逆戻り、
株式投資と先物取引で生活しています
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【2017.02.19 Sunday 】 | - | - |
シロートねえちゃん

3年前、俺がプータローだった時の思い出話を
今回は紹介しよう。

台北ホテル近くの屋台で飲んでいた時、
サンちゃんの店。わかる人にはわかりますね?!

うらぶれたチャイナタウンの雰囲気にそぐわない、
なかなかいい感じのオネエチャンが前方から歩いて来た。



(アッ!!)


タレントに例えると若槻千夏だ!
これは、何が何でも声をかけねばなるまい、
そう思った俺は右手を上げてその子を呼び止めた。


すると千夏は笑いながら

「私はそういう(職業の)女じゃないわ。
 普通のシロウトの女よ、ウフフ・・・」


と否定した。


しかし、嫌悪感を示しているわけでもなく、
笑顔が爽やかながらも、スケベそうな顔立ちなので
粘ってみた。


「う〜ん、しかし君はかわいいよね〜」

「ありがと。でも、私はシロウトだから無理よ。
 もし、ラブルとしても高いわよ〜、ウフフ・・・」



(ウン?! 温泉ルとしても高い??
 これは、押せばいけるぞ、エヘヘ・・・)



イケる、と直感した俺は


「高いって・・・、いくらくらい?」

「うーん・・・そうね・・・。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・200バーツね!!」


(プッ!!)


2003年の頃の周辺の相場は300バーツだ。
ちょっと老けたおばさんで200〜250。

爺さんしか買わないような
干物並みの値段でいいと言うのだ。


しかも、その値で

(シロートだから高いのよ!
 どう、あんた、200バーツ払える??)


と言わんばかりに、かすかに笑みを浮かべているのだから、
俺は笑いをこらえるのに必死だった。


当時のバンコクの一日最低賃金は150バーツ程度だったから、
200バーツは庶民にとってはソコソコの金額だが・・・
それにしても、相場というもんがあるよね・・・エヘヘ・・・




が、俺は笑いをこらえつつ
「うーん・・・」
と悩むフリをしてから

「さすがにちょっと高いな・・・。
 150バーツに負けてくんない?」



と交渉すると、今度は千夏が

「うーん・・・」


としばらく考えて(だいたい5秒くらい)、


「いいわ!温泉 行きましょ!!」

と、俺の手を握った。


俺は笑っているのをゴマかすために
恥ずかしいフリして下を向いて歩いたほどだった。


そして・・・

150バーツの約束だったが、なかなか良い感触だったので、
300バーツ渡したらものすごく喜んでいた。



さて、終わって千夏と一緒に外へ出てきた所に、
クーロン黒沢の本にも登場する自称作家のOさんがいて、
(というより、俺が終わるのをずっと待っていたようだが)

「ちょっと、ちょっと!
 私にも150バーツで温泉らせてくんない??」


と、エロオヤジ丸出しで迫ったが無視された。
(このOさんのセリフ、一応、口調をマネてみたつもりです)


その後、俺は千夏の事が忘れられず、
毎日、サンちゃんの店で飲みながら待っていたが、
千夏とは2度と会えなかった・・・。


懐かしい、一夏の思い出だ。
今でも思い出すだけでニヤけてしまう。
【2006.06.07 Wednesday 23:54】 | 地球の遊び方 | comments(4) |
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【2017.02.19 Sunday 23:54】 | - | - |
コメント
いや〜素人娘良いですね!
自分もフーフーさんにあやかりたいです。
頑張って素人ねーチャンナンパします。
【2010/08/03 12:56 PM】 hiro |
hiroさん

最近の私は真実の愛を求めてますからナンパはしませんが
ナンパ好きな人にはバンコクはとても楽しい所ですよ!

頑張ってください!
【2010/08/08 1:11 AM】 フーフー岡村 |
管理者の承認待ちコメントです。
【2018/03/25 3:23 AM】 - |
管理者の承認待ちコメントです。
【2019/01/12 12:46 AM】 - |
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