レンタルビデオといっても、
ビデオテープをレンタルしている店はほとんどない。
日本人向けに、日本のテレビ番組をビデオに録画して貸し出している店も半分以上がDVDになった。
以前はDVDに録画してレンタルすることを禁じられていたのだが、それが昨年解禁されたからだ。
タイ人向けのレンタル屋は、ほぼ100%がVCDやDVDだ。
料金は10〜30バーツで、新作か古い作品か、とか、
DVDかVCDか、などにより差があり、
古い作品は日本のように1週間で10バーツとかになっている。
日本ではまだ映画館で上映されていない映画が、
タイではレンタルされていたりする。
昔からそうなのだが、なぜなんだろう??
クーロン黒沢によると・・・
アメリカで上映されると、封切り初日に中国人がビデオカメラを
映画館に持ち込み、隠し撮りして海賊版をアッという間に作る。
その海賊版に中国語・タイ語などの字幕を添付して、
昔はVCDにして、今はDVDにして販売する。
これがあまりにもひどいため、
対抗措置としてアメリカの封切りに合わせて
香港やタイでも最新映画を封切るようになった、との事だ。
タイにはずいぶん前からTSUTAYAもあり、
日本の会社も進出しているのは
ファミリーマートやジャスコなどと同様だ。
関係ないけど、昔、大阪に某ファッションヘルスがあり、
その店のメンバーズカードはTSUTAYAのスタンプカードそっくりに作ってあって、
「TATSUYA」 (タツヤ)
と印刷してあって、けっこう笑えた。
パッと見、ツタヤの会員カードみたいで、
これなら奥さんや彼女にもバレない、と
友達がうれしそうにその店に通ってスタンプを押してもらい、
10回通って1回タダになって喜んでいたのを思い出す。
(言っておくが俺のことではない)
さて、この間の日曜日に、K-1やPRIDEで有名な
ミルコ・クロコップ主演の映画があったので
借りてみたが全然おもしろくなかった。
昨日テメで見かけた、推定年齢75歳くらいの日本人のヨボヨボじいさんを観察している方がおもしろかった。
ナベツネみたいな顔のじいさんで、
スイス人がハイキングでかぶるような帽子をかぶって、
うつむいたまま、テメの店内をグルッと1周して帰っていった。
時々、ニヤリ、と、かすかに笑っていたけど、
何がおもしろかったんだろう??
だいたい、チ○ポ立つはずのないジイさんが
あんな所に何をしに行くの?
TATSUYA じゃあるまいし・・・。